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いまはディレクターやってます

オウンドメディアの顧客体験デザイン(1/28)に行ってたよ

先日、1/28に博報堂アイスタジオの主催する勉強会「i-CAMPUS」に参加してきました。

場所は、有楽町駅のビッグカメラの近くの有楽町ビルと駅近!方向音痴にはうれしい次第です(館内でちょっと迷ったけど)

当日は途中から参加したのですが、満員御礼のため、別室でサテライト参加になってしまいました。
おかげで気づけたことは、生身で見てないと会った感じがしないことと、チリチリした髪型だと、実際に会ったときにも探しやすいということでした。
覚えられにくいよ、とお嘆きのかたは、ぜひチリチリヘアーを取り入れてみたらいかがでしょうか?

第一部:コンテンツマーケティングの話

(途中参戦ですが、おそらく実際にコンテンツを決めるまでの道筋を紹介してました。)

  1. KPIの定義:重要
  2. 現状調査
  3. サイトテーマを決める
  4. 記事作成

特に印象的だったところだけ、ピックアップします。

  • [1]集客を先に、そのあと、送客を考えるようにする。商品の話ばかりを先に行うと、[興味喚起]という点で弱いので、まず集めようとすることが大事。
  • [2]主に、競合サイトのコンテンツと訪問者(どのような人がいるのか)を調査する
  • [3]ターゲットは初めに絞りすぎないこと。広く集客できなくなります。
  • [3]コンテンツは固めすぎないこと。固めすぎてしまうと、記事内容が制限され、バズりにくい。PDCA前提でコンテンツを変えていくことが大事
  • [3]SNSでのバズによる短期型集客とSEOでのロングテール型集客の2方向から攻めることが大事。SNS向けとして考えると、グルメ周辺情報記事や、思わず笑ってしまう、誰かに教えたくなるネタ記事を考えるようにする。さもないと、自分たちもきつくなっていくので注意
  • [4]それぞれバズらせたいSNSによって、戦略を変える。たとえば、FBは読後感が大事だし、Twは、 フォロワー数の多い人から発信できるか 、LINEは生々しさ、はてぶは実用的かどうか。
  • [4]誰が発信するか、どんな人が拡散してくれるかまで意識を配る姿勢が大事。もちろん、初動を誰がつぶやくのかということも大事になってくる。
  • [4]成功キーワード例:twitterxまんが, 肉, 美女, 健康(逆説), 腹筋(体幹)

ちょうど、現在関わっているプロジェクトで、「集客」が済んだところで、さて次どうしようかしら?と思っているところだったので、タイムリーすぎてガッツリ聞いてしまいました。もっと聞きたかったぐらい!

気づきとして、「誰に拡散してもらうか」という設計は全く考慮になかったので、それも考えてみようということ。
世間で流行ってるなーってところをもっと意識的に見て、キーワードまで落とし込むこと。

この二つに注力してしばらく取り組んでいきたいです。

他に言ってた大事なこと

  • 編集プロダクションにオリエンする際に、メディア独自のルールを作っていくことが大事
  • コンテンツマーケティングは本当にバズるのか?という懸念は生まれがちなので、KPI、PDCAを前提に動かしていくのが大事かも

第2部:デジタルサイネージを活用したインタラクティブコミュニケーション

  1. 黎明期
    ODMの利点は、ロケーションやオケージョンを活用して効果的に訴求できることにあるが、その活用の幅が広がった
  2. ネットワーク化期
    インターネットに接続、インフラコストが大幅に低下。※アドネットワークは、2018年に今の2~3倍である8千億円市場になると推測されている
  3. インタラクティブ化期
    ネットワークを活用して、ほかのデバイスと連携するなどして、インタラクティブな仕組みが可能となった。よりリッチな顧客体験ができるように!単なるアドではなく、マーケティングコミュニケーションの装置として利用できるようになった

格段にコストダウンしたとはいえ、かかるってのと。
顧客がその装置にどれだけ馴染んでいるかという視点で、どのデバイスを選ぶのかということも大事になってくるだろうし、あーもー、苦楽しい感じになりそうですね!(ぼやき)

クリエイティブアイデアとテクノロジーをちゃんと掛け合わせよう。 ※Hackistという名前でいろいろ試してみてるそうです。 - ネットワークの特性を活用できるテクノロジー - インサイトを突いたクリエイティブアイデア 最新のテクノロジーはチェックし続けよう!たとえば、、4K/8Kの普及。5兆円規模と推測されている。(アメリカのサイネージなんてそりゃもうすごいことに!)

難しいよね。知ってることは大事だけど、それを組めるまで行った時に、その肩書はなんなんだろう?とか。あとは、技術偏向になりかねなくて、それはそれで企画や見た目のデザインといった観点からはズレてしまうような気もしてる。ま、部活やブログ程度の実験を会社として担保する、といった感覚ならいいのかな?

ってことで、がんばりまつ。