デザインの見かた講座に参加してました。
そう、参加してました。 peatix.com
デザイナーさんの作るスライドって、なんて美しいんだろう?といつも思います。
セミナー:デザインができること
- 不可視の可視化 (かたちのないものに、かたちを与える)
ex) 今いる場所を、ぱっと見で分かるようにする - 習慣をカタチにする
たとえば、SUICAのタッチの角度は、人間工学にもとづいて13.5度に設定されている。
今ではお馴染みの、PCでゴミ箱アイコンにドラッグすると削除されるという機能は、実はいちばん最後に出てきたアイデアらしい! - 逆に日常を取り込んだカタチも
ex) 神社もデザイン。鳥居の手前と奥で世界が異なることを表現している - 同じ機能でも違う意味を持つ
ex) AED
だれでも手が届く。開けた時に音が鳴るのも緊急感があってよい。
WORKSHOP
街へ出て、清涼飲料水のいいと思うデザインと悪いと思うデザインを1つずつ買ってくる。以前飲んでおいしかった!ではなく、単純にパッケージからの印象で選ぶこと
スーパーを2つ歩いたんですが、「美味しくなさそう」なものを探すほうが盛り上がった気がします。「美味しそうなもの」を選ぶときは、本人の好みが大きく影響するので、ちょっと恥ずかしいといいますか・・・。なんか言葉にしにくいニュアンスがあったような。好きなもののほうが、意外と言語化できないのはなんでしょうね?
選んだもの
青い甘酒を「美味しくなさそう」として、選びました。他のチームは、おいしそう!に選んでいた気がしますw
「水、塩、糖の補給に」と訴求されてるけど、それを欲しい!って思った時に甘酒は選ばないでしょww
とか、和気あいあいと、パッケージの印象をただただ言い合うのも新鮮で面白かったです。実際買うときに、そんなにパッケージ見ないような気がするし。先生の打ち返しのコメントも面白くて、普段デザインを見ることをいかにサボっていたか反省できましたw
すべて終わった後は試飲。ほんと、ドロっとしていて、夏向きではないw これ飲めたら元気でしょ。
気付き
「売る」ことをターゲットにしたものと、「機能」を全面的に打ち出すものとは、全然デザインの切り口が違うんだろうなということ。切羽詰まってる感じをグラフィックで現すのもまた大事。いつだって美しさ?インパクト?インプレッション?が求められるわけではないのです。デザインは、解決方法のひとーつ!!