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いまはディレクターやってます

『非常識マラソンメソッド』から思う学校システム


非常識マラソンメソッド ヘビースモーカーの元キャバ嬢がたった9ヵ月で3時間13分! (ソフトバンク新書)
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岩本 能史
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及川サンのブログで紹介されていたので、読んでみました。
私はランニングを始めて、この前で5回走りました。
run keeperを使うと、より楽しくなります。勝手に走ったところをキロクしてくれるし、距離やスピードも計ってくれるのです。毎回同じコースだったら味気ないかもしれないけれど、キロクが残ることの面白さを体感しました。

本文より

  • 薄型シューズを履く(厚底だと逆に地面からの距離ができ、着地ミスにより足を痛める)
  • かかと着地でなく、足の裏全体で降りる感覚を身につける。
  • 腹筋はいらない。
  • 走った後は乳製品を取ると超回復につながる
  • 一度に走れる距離は月間総合距離の1/6まで
  • ビルドアップ走というトレーニング方法(最初の5kmのスピードはゆっくり、その後上げていく)

とまぁ、実践的な内容が続きます。詳細を知りたい方は本をおたずねください。


これに基づいて走ってみた・・・といっても距離は全然違いますが、3kmを初めはスロースペースでだんだん上げていった所、特に苦しくなく走り終えました。初めの数分はやたらと体が重いわけですが、それはいつものことです。


その翌日、走り始めた場所は人が多かったので、自然とスピードが上がってしまいました。ゆっくりと集団の中を走ることに抵抗があり、見た目がカッコいいの話ではなくて、邪魔臭いだろうから、早く抜けないといけないと思ったんです。お陰で、ちょっとしたらきつくなりました。その後も取り戻せることなく、走行時間40分のうち、2割以上歩いてしまいました。明日はそうならないように気をつけなくては!


靴紐はきつく締める!も実践してみました。気合を入れて締めたはずが、途中でゆるくなってしまったみたいで、帰宅後、意識しなくても簡単に脱げました。もっと締めないといけないのかもしれない。あとはランニングフォームが正しいかどうかわかりにくいので、再度本を読みなおさなくちゃ、とか。

思ったこと

この、実際にやってみて、本に立ち返って復習して翌日に活かす、という流れを仕事の中でももっと取り入れていきたいものです。


走りながらふと思ったんですが、これも教育の一環なんじゃないかと。
なんで、マラソンの授業でこういう練習方法を教えてくれなかったのかとイラッともしました。本を読むには2時間もかからないはずなのに、授業の方法を調べることを怠る教師。まーもちろんいろんな仕事を抱えているかもしれませんが、マラソン嫌いだった私にとっては、少しでも楽な方法があれば教えて欲しいし、うっかりすれば、体を壊すかもしれないわけです。子供だからすぐに修復するかもしれないけど、何か起きる可能性がなくはないわですからー。


って考えていくとゆとり教育とか総合教育とかで、教師に新たな分野を教えさせようとしているのは、ブラック企業が給料も上げることなく、「これやらなきゃクズ」みたいなお達しを与えているように見えます。また、公務員はタダで使えるし、この政策は奴らにやらせようぜー、みたいな心の声が聞こえて仕方ないわけです。一方、公務員なんて、犯罪に近い何かをしない限り、基本的には職を奪われることもなく、かつ、給料も上がらないのであれば、そんなの前向きにやるわけがない。


というわけで、この総合とか自発的なところとかは外出しにして、学校からお金をもらえるような仕組みが欲しいと思った。
あとは、何かを行なうときの考え方を教える場であって欲しいと思った。それは家庭で行われることなのかもしれないけど、すべての親がそのように教えるとは限らないだろうから。道徳とかよくわからない時間を取るくらいならば、物の考え方を教える時間を作ってみてはいかがかと。仮説を立てて検証する、でもいいし、言ったらまずやってみようよ!っていう風潮を無理にでもつくり上げるとか。私が親なら、子供が非行に走るか、望む通りに成長するかのどちらかになりそだ。