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いまはディレクターやってます

「人はチームで磨かれる」という話がとても良かったので、文字起こしメモ

テレビ寺子屋(8/17放送)という番組を初めて知った。 エンドロールを見てたら、制作はテレビ静岡。さすが、日曜の早朝というところ。

たまたま起きてて、たまたまかからなかったら、見ることはなかっただろう。 講師は、斎藤 孝さん。有名な書籍だと、『声に出して読みたい日本語』ですが、他にもたくさん出してらっしゃいますね。

テーマは、「人はチームで磨かれる」 というわけで、以下は録画してた番組の一部をまとめたものです。

テレビより

  • 以前、体操もミスをすると点を引いて行くシステムだった。これだと新しい技が生まれずに、簡単な技で金メダルを取る人が多かった。現在は、システムが変わって、難しい技であれば、加点されるようになり、新しい技が生まれやすくなった。

  • それぞれのチームで個人の得意技に焦点をあてるようにすることが教育の場でも大事。褒めてあげることで、自身の得意にも気づくことができる。

  • 褒める力がチームには必要。ミスも恐れなくなる。失敗しても取り返そう!と思うようになる。

  • リーダーシップは言葉の力。褒めて、ミッションを伝えて行く力のこと。

  • 無暴力・不服従(ガンジー)のおかげで、イギリスは撤退して行った。

  • 中心にあるのは、信念のある言葉。キャッチフレーズを作るのは大事。もつことで人の心は集まるようになる。

  • ミッションや情熱も大事。絶対にやり抜くぞ!と思う人がいるかいないかで、結果が大きく変わる。キャプテンはベンチにいてもいい。いちばんできるわけでなくてもいい。

  • 声に張りがあることがリーダーにとっては大事。空気をアカルクするのも大事。厳し過ぎても暗過ぎてもいけない。上機嫌、ハイテンションな空気を作ること。

  • 「ミッション、パッション、ハイテンション」この3つによって、一体感が生まれる。

  • 精神を共有するのが大事。時間意識を持つことが大事で、やたら長い会議はNG。ストップウォッチを持って、1人の持ち時間は10秒にする。そうすることで、本質的なところだけ言って、パッと話しを辞めるようになった。これでスピーディーになる。

  • 現代において、時間ほど大事なものはないのに、なぜ垂れ流すのか。前置きは捨てて、要点だけなぜ話さないのか。ストップウォッチを持て。

  • 家庭を見て、叱るばかりなのは、家庭というチームがうまくいってないように感じる。子供が家庭のキャプテンでもいいと思う。金を稼げないのであれば、家庭を盛り上げるのが子供の役割と割り切ってしまうのもいいかも。

  • 現代は、問題によって、リーダーを変える時代になってきた。

思ったこと

ミッション、パッション、ハイテンション

今の職場は結構自由な服装も許されるので、好き勝手な格好しています。ピンク系の花柄のシャツにデザイン性のあるダボっとしたハーフパンツに金色のラメ満載なペタンコ靴。そして、来客2件(ごめんなさい)

でも、朝一番で「元気にしてくれる格好をしてるよね」となんか急に褒められましたw

ハイテンションな雰囲気、作り出せるかもしれません。

ミッション&パッションは、持ってるものの、あんまり口に出さないこともあるので、立場考えずに実行していいんだと自信もって、好き勝手やっていこうと思います。

そういえば、この前の甲子園でも、伝令というチームに監督からの伝言を伝える役割があるのですが、そのうちのある学校で、監督に「おまえは得意なものがあるのか?!」と言われて、「大声を出すことです!」と答えたことで、伝令をする選手自身も成長したし、チームも良くなったという話がありました。

難しく考えすぎずに、小さいことでもいいから、自分の得意な所をひとつひとつ挙げて、大切に育てて行くのも大事かもしれません。私も出来る限り、褒めるようにしよう。